-リージョナルスタイルで働く人たち

いつだって道半ば。コンサルタントとしての「在り方」を追求していきたい。

コンサルタント 荻野 智史
所属:リージョンズ株式会社(担当エリア:北海道)

-入社までのキャリアを教えてください。


出身は京都で、立命館大学を卒業後、大手電機メーカーに新卒入社しました。高校時代から弁護士に憧れがあり、司法試験にもチャレンジしていましたので(残念ながら結果にはつながりませんでした)、企業法務を志望しての就職活動でした。ところが、入社後に配属されたのは人事セクション。その後は愛知にあるグループ企業に移り6年弱、人事や労務など、幅広く経験しました。

転機になったのは、当時交際中だった妻との結婚です。彼女は北海道生まれで札幌に暮らしていたのですが、私が愛知を離れて北海道へ移住することを決めました。「結婚を機に退職」ということになりましたが、当時、それとは別に、自分自身のキャリアについても少し立ち止まって考えたいな、という思いもありました。

というのも、大きな組織の中では自分の仕事の範囲も限られていて、“歯車感”というか、悶々とした思いを抱えていたのです。「もっと自分の力で何かを成したい」という思いも強くなっていました。そこで札幌に移住後、1年ほど、自営業で学生に対してキャリアアドバイスやカウンセリングを行いました。これが、私のキャリアコンサルタントとしてのスタートになりました。

リージョナルスタイルとの出会いは?


学生相手のキャリアコンサルタント自体はとてもおもしろく、やりがいもありました。しかし、自営業を営むにはやはり「営業力」が必要だということを感じたのです。当時の私は営業経験もなかったので、「どこか修行できる場はないか」という感覚で、企業の求人を探しました。そこで出会ったのがリージョナルスタイルと、その中で『リージョナルキャリア北海道』を手掛けるリージョンズ株式会社です。

事業や仕事について詳しく知る中で、営業力もコンサルティング力もしっかり鍛えられそうだと感じ、入社を決めました。もともと学生時代に弁護士に惹かれていたのも、「人の役に立ちたい」「人の人生に関わりたい」という思いからだったので、そういう志向にもぴったりとマッチしました。

入社から現在まで振り返って、いかがですか?


2014年4月に入社したのですが、いまだに鮮明に覚えていることがあります。入社初日、ちょうどリージョナルスタイル全体の集会(キックオフ)があって、全国のメンバーと会うことになったんです。そこでいろんな人と話して、「おもしろい人が“山盛り”だな」と感じたんです(笑)。

いろんなバックグラウンドを持つ人がいて、個性もバラバラで、それでいて一体感がある。少しずつ組織も大きくなっていますが、この感覚は今でも変わっていなくて、“リージョナルスタイルらしさ”を常に持ち続けているんですよね。言葉にするのは難しいのですが、あえて言うならば、「志が大きい」「仕事を自分の人生の“ど真ん中”に置いている」「自分の価値を追求している」みたいな人が多いと思います。四半期ごとのキックオフなど、折に触れてそういうエネルギーを感じられるのが好きですし、とても良い刺激になっています。

仕事のやりがいはどんなところですか?


何と言っても、転職希望者と企業のご縁をつなぐことで、自分の『介在価値』を強烈に感じられるところです。転職を通じて人生や未来が変わる。採用によって企業が大きく成長する。そして、そこに自分が介在する。そのことの責任の大きさ、そして難しさを、日々感じています。

良い結果を導くには、上辺だけのニーズではなく、将来の展望や価値観・考え方なども含めて、相手の本質的な部分を深く理解する必要があります。とはいえ、誰もがすぐに本音を話してくれるとは限りませんから、相手との関係性を丁寧に築いていかなくてはなりません。そのために、より高いコミュニケーション技術を身に付けることはもちろん大切です。しかし、大前提として”何を大切にしてこの仕事をするのか”、”どんな価値を提供したいのか”、という「自分の在り方」をまずは明確にして、転職希望者や企業と対峙することが重要だと考えています。

「自分の在り方」といっても、環境やニーズが目まぐるしく変わる中で、そう簡単に答えが出せるものではありません。目指すゴールがあるかどうか、ということすら分かりません(笑)。しかし、他の誰でもなく、自分だからこそ生み出せる『介在価値』は何なのか、もっと追求していきたいと思います。

これから仲間になる方にメッセージをお願いします。


人材紹介会社は世の中にたくさんありますが、リージョナルスタイルの仕事はとても“属人的”だと思います。企業経営者やU・Iターン転職希望者に真正面から向き合い、ときに寄り添い、ときに背中を押す。表面的なニーズのマッチングやシステマチックなマッチングではありませんから、そこに関与するコンサルタントの力量によって大きく結果が変わります。

これからジョインしてくれる仲間には、経営者や転職者から、「よくこんな良い人を見つけてきてくれた!」「人生を変えてくれてありがとう!」と感謝してもらえる大きな幸福感を、ぜひ味わってもらいたいです。

自分が望むような成果が出るまで、大変なこともたくさんあると思います。私も常に“道半ば”です。でも、理想を追求することの奥深さや意義は、リージョナルスタイルだからこそ感じられるものだと思っています。ともに刺激を与え合いながら、同じ熱量で切磋琢磨できる仲間が増えることを、心から願っています。

-採用情報

リージョナルスタイルでは、以下のポジションを募集しています。

TOP