リージョナルスタイル取締役の植田です。連日、異常なほどの暑さが続きますね。
2週間先の天気予報でもまだまだ気温は下がらない様子。体調には気を付けましょう。
さて今回は、Uターン希望者がどんなきっかけで転職を決意するのか、また、どんなことが定着につながるのかについて考えます。
1. Uターン転職希望者を動かすのは
転職に関するさまざまなご相談をいただきますが、実際に転職活動をして入社に至るには、大きく2つの条件があると感じます。
一つは給与や処遇、仕事内容や働き方など、もともと候補者が持っている希望条件をある程度満たした求人案件かどうか。そしてもう一つは、実際の選考過程においても、その企業の雰囲気や提示された条件がイメージ通り、もしくはそれ以上だと感じることができるかどうか、です。
欲しい人材を獲得するためには、その候補者の希望条件を事前に確認し、選考過程でイメージを損なうことがないように留意する必要があります。
2. Uターン転職者が定着するのは
弊社では、転職者の方々にご入社後一定期間を経てインタビューをさせていただいています。その中で「転職して良かった点」をお聞きするのですが、ほとんどの方が共通して「生活の豊かさを手に入れられた」ということを挙げられます。その要因は‟仕事とプライベートの両立“にあります。
仕事においては、重要な役割や他社で培った経験を期待され、上司や同僚との関係性が近くなったことで直接評価を聞く機会が増えてモチベーションがアップ。そしてプライベートにおいては、大都会と比べると通勤や旅行など、あらゆる面において余裕を持った動きが可能になることで、趣味の時間を持ったり、平日夜でも家族で一緒に食卓を囲んだり、休みの日には車でレジャーに出かけたりと、余暇を楽しめる機会が増える方が多いようです。
応募には労働条件や仕事内容といった詳細な情報が、定着には職場環境と地方ならではの生活環境が、それぞれ重要なポイントになります。