リージョナルスタイル取締役の植田です。日差しの暖かい日も多くなってきました。さて今回は『転職成功者インタビュー』(リージョナルキャリア全拠点分242名:2023/3/1時点)から、U・Iターン転職した方々が「転職をして良かった」、と話されている2大ポイントについて書かせていただきます。
1. 「貢献感が高まった」
一番多かったのは「転職をして“貢献感”が大幅にあがった」という声でした。貢献感とは、自身の『他者の役に立てている』という感覚のこと。都市部で培ったスキルや経験を転職後に発揮し、同僚や上司から頼りにされることで、それがより高まるようです。
また、たとえ多少年収がダウンしても、仕事のやりがいが増し、充足感を得ている、という感想を持たれている方も少なくありません。
背景には、転職前の企業よりも経営者や同僚との距離が近くなった、また、自らの役割に対する期待値もあがり成果にスポットが当たりやすくなった、ということがあるのだと思います。
2. 「時間の使い方が変わった」
もうひとつ、多くの方に見られたコメントは「通勤時間の短縮によって帰宅時間が大幅に早まり、家族と一緒に食卓を囲めるようになった」、というものでした。また時間に追われなくなったことで「余暇を有意義に過ごせるようになった」、「人間らしい生活を取り戻し、心に余裕ができた」という感想も見られます。
このように、U・Iターンで地方都市に移住したときの最も大きな変化は、時間の使い方なのかもしれません。また、大都市では、ちょっとした移動も公共交通機関に頼らざるを得ず、特に小さなお子さんがいる家庭では電車やバスでの移動にストレスを感じることも。
しかし地方に移住してからは、マイカーや自転車などの移動手段を選択できるようになり「グッと行動範囲が広がった」、「送迎が楽になった」、「家族でレジャーに出かけることが楽しみになった」という感想が多く見受けられます。
U・Iターン転職は、仕事面からも生活面からも、QOL(Quality Of Life)の向上に繋がっているようです。